(※前回と同様、あえて「奴ら」というきつい言葉を使用しております。理由は、そういった行為を私個人が非常に軽蔑し、嫌っているからです。ご了承ください。)

前回で、陰口や悪口を言う奴らは、そういう雰囲気を醸し出しているから近づかない方がいいことをお伝えしました。
それがいじめへの発展につながらなくなり、うつや不登校にならない1つの予防策であります。今回は、さらに掘り下げていき、陰口や悪口を言っている奴らはどうなるか、また陰口や悪口を言わないことが、どれだけ自分の精神状態を健全に保つのに役立っているかということを伝えていきたいと思います。

 「類は友を呼ぶ」といったことわざがあります。
よく言ったもので、いい人には周りにいい人が集まり、嫌な奴、悪口を言う奴には、そういう奴らが集まります。つまり、

 ①.もし、陰口や悪口を言い合って喜んでいる人達が、自分の周りにいるなら、その人達は自分のいないところで自分の陰口や悪口を言っている。

 ②.もし、自分も一緒に陰口や悪口を言っているのなら、周りは自分のことをそういう人だと認識し、近づかなくなる。

という現象が起きるわけです。

 

極端な言い方をあえてさせていただくと、周りに陰口や悪口を言っている世界の中では、自分も言わないと生きていけない。
すなわち、「悪」に染まれない健全な人達がどんどん病んでいくのです。
よく、いじめなどの理由で学校に行かなくていいよとアドバイスされるかと思いますが、その理由の大きな1つがこれにあたります。健全な自分が保てなくなるのです。

陰口や悪口を言っている人々からはどう思われてもいいから、できる限り離れましょう。
彼らの世界では、誰かを見つけては陰口や悪口を言います。
そうし続けることで、表情は常に嫌みのある表情、顔色も悪くなり、咳込みや頭痛も起きるといった症状が出てきます。
また、周りの仲間に対しても疑心暗鬼になり、信用ができなくなります。
もちろん誰も近づいてきません。
彼らは彼ら同士でつぶしあうことになります。中国の「蟲毒」に近い感覚ですかね。

「類は友を呼ぶ」この言葉を念頭に置いて、自分の生活、周りの人々を振り返ってみるといいです。そして、もし陰口や悪口を言っている仲間、上司、職場、会社であるならば、できるだけ早くその場所から離れること! また、嫌な感じを抱いた場所や人には近づかないこと! 早めの動きが、自身を健全に守ることになります。自分の好きな人たちと、楽しい人生を歩めるようにがんばっていきましょう!