今回の話をするにあたって、少し私のことをお話ししたいと思います。
実はつい先日、運転中に車をポールにこすらせてしまう事故を起こしてしまいました。
誰も怪我はなく、車もへこんだだけで運転等に支障はなさそうなため、その点においては不幸中の幸いでしたが、それでもポールの修理やへこんだ車の修理でお金もかかりますし、警察の方にも、同乗者にも、ポールの所有者にも確実に迷惑をかけてしまっています。今回の件は大いに反省し、誠意を持って対応していく所存です。
ただ、ここで1つ暴露をしますと、実は今回の1ヶ月ほど前に、ある方に事故を示唆する発言を自分がしてしまっています。
もちろん愚痴の一環で、「こんな忙しかったら事故を起こすかもしれない。」と言っておきながら、ここ2年ほどずっと同じスケジュールをこなしてきていますし、事故の日が月曜日と週初めのため、仕事がたまっているわけではなくまったく忙しくはない状態です。
不注意と言えばそれまでですし、起きてしまった事実については何の弁明もしませんが、ここでみなさんにどうしても伝えておきたい事柄は、「事故を起こすかもしれない」と口に出して言ってしまったということです。
ある本にこんなことが書いてありました。
「口に出して言うことは、スマホやパソコンで調べたいことを入力することと同じ。脳というコンピューターに、発言という入力方法で検索すると、脳はその発言について検索し、その事象を引き寄せてくる。脳はそれほどの能力がある」
もちろん科学的に証明なんてされるはずもありません。
ただ私は、これまで塾講師という立場から、上記を裏付ける経験を多数してきました。それは、
「できない」「分からない」と言う生徒は、努力しても点がとれない。
「できる!」「分かる!」と言う生徒は、なぜか大事な場面で点数をとる。
ということです。過去にはこれで偏差値20上がった子もいますし、書いた問題がすべて〇となり点数アップした生徒,数学の定期テストが15点→91点に上がった子もいました。
科学的に証明されていないからといって、それは「現在の」科学で証明できないのであって、この世は分からないことだらけです。
私は理系ですが、自分の周りで起こっている事柄を「例」として幾例か表し、上記が「真」である仮説を立てているのです。
そして、仮に真ならばと想定しているため、これまで自身では愚痴や泣き言、他人の悪口のようなマイナス発言はできる限りせず、自分の周りで愚痴や泣き言、他人の悪口、告げ口等を言う人々とはできる限り距離を置き、生徒には様々な言い方で少しでもマイナス発言をなくすよう伝えてきました。
今回の事故の件で、個人的にはより一層証明されたと思っています。
分かっているのに言ってしまった自分の弱い部分も知ることができました。今回の件は自身の苦い経験として、事態が収束するまで誠意を持って対応し、また、これを読んでくれている皆さんには、こういった経験をしないよう、「良い」発言を常に心にとめて発していただきたいと痛切に願っております。