塾長の三輪です。

前回、不登校について、数字や調査の部分から原因を予想してみました。

今回は、「不登校②~デメリットと対策~」についてお話していきます。

(個人的な意見もあり、賛否が分かれるかもしれませんが、ご了承ください。)

〇不登校をするデメリット

●在学中の学校や進学希望の学校から「学校に行き続けることに疑いのある子」と思われる。

●内申点がつかないことから、受験の舞台にすら立てない可能性がある。

●高校側からすると、不登校は基本マイナスポイント。

(「高校にあがっても、来ないのではないか?」「学業についていけるのか?」

「同年代の子とうまくやっていけるのか?」等)

●いい意味でも悪い意味でも、「嫌なら行かなくていい」と本人が思ってしまう。

●進路や将来の展望が見えず、本人やそのご家族に大きな不安となる。

●同じ年代の友達,仲間とのコミュニケーションがとれない。

●独りでがんばらなければならない。

●新しいことへチャレンジすることができにくくなる。

●プレッシャーに弱くなる。

〇対策

●不登校の子たちの明確な進路や将来について、卒業生を例に伝えてあげる!

●本当の意味での「嫌なら行かなくていい」を、本人に教える!

(例:高校球児は、つらく苦しい練習が続いても、部活をやめない→野球が好きだから)

●SNS等で、同じ境遇の輪を作り、そこに居場所を作ってあげる!

●早いうちから親子共々に、「みんながいく世間一般の進路」以外の進路を伝えておく!

●そもそも、不登校が問題なのではなく、様々な経験不足が問題であるため、早めに社会経験を積ませる!(バイトなど)

●わずかな変化やチャレンジを察知し、ほめる!

不登校のデメリットを解消し、何なら「不登校して良かった!」と、本人が思ってもらえるように支援していければ、本人が自信に満ちた、明るい将来が待っているのではないでしょうか?