「不登校の子が元気になるには、どうすればいいんだろう?」

不登校の子に関わっている方全員が、常に考えている内容かと思います。

私も空いた時間をみては、いろいろな角度から調べたり、周りに聞いてみたり、自分でも考えたりしながら、現在不登校の子へ様々なアプローチを試みています。

先日、ネットニュースにて、「認知症になりやすい口癖」というような内容の記事がありました。さっそく読んでみると、

  • 自分の脳は、自分の発言を一番よく聞いている。たとえば、1日に何度も『物忘れがひどくて』という人は、『物忘れがひどい自分』を認め、どんどん症状が悪くなることを自ら容認しているわけです。口癖は自分の状況を“指さし確認”しているようなもので、繰り返し口にするほど、そちらに誘導されてしまう。
  • 『国際アルツハイマー病協会会議』で、認知症の初期症状として「面倒くさい」「別にいい」などの口癖が増えることが挙げられている。
  • 認知症に進んでいく人は、早い段階から悪い口癖を言っている人が多い。逆に、いい口癖を身につけることで、進行を遅らせることも期待できる。

ということが書いてありました。もちろん化学的に立証されていることではありませんが、同様の本が多数出版されていたり、またそれらの本が人気で「〇〇部突破!」と帯に書かれていたりと、特に近年、より言われてきている内容に感じます。さらに発展すると、「身近な人の口癖」も、本人に大きく影響しているということになるでしょう。

そしてこれは、何も認知症に限ったことではなく、「勉強ができる人の口癖,できない人の口癖」であったり、「学校に楽しく行っている人の口癖、行っていない人の口癖」等、様々な事柄に対応している内容なのではないでしょうか。

言葉の重要性は、私も以前から伝えていましたし、こう塾でも大事な要素です。よって、こちらの塾では

 ①.本人のマイナス発言を、プラス発言に転換する。

 ②.保護者の本人へのマイナス発言を、プラス発言に転換する。

 ③.本人、保護者ともども、プラス発言のメリットを伝える。

ことを、現在アプローチしています。結果が形で見られましたら、またご報告いたします。