前回、5歳の我が子を餓死させてしまった事件から洗脳について伝え、「ついていく人を間違えないようにしよう!」と伝えました。
今回は、ついていく人を間違えないようにするための「人の見極め方」についてお話ししたいと思います。
この世には、なぜかこんな人たちがいます。
・DV夫と離れられない妻
・非常にブサイクな彼氏に美人の彼女
・友達や知り合いに金品を取られ続ける人
これからお話することは、全員そうだというわけではありません。
ブサイクな彼氏でもそれを補って余りある魅力的な部分があるのかもしれませんし、金品がなくなってもそれ以上のものが得られ、本人にとっては非常に幸せなのかもしれません。
しかし、ほとんどの場合は、周りから見ていて、金銭的にも、精神的にも、社会的にもどんどん貧しくなっていくのが、目に見えて分かります。前回お話しした「洗脳」ですよね。
ズバリ言います。「人の見極め方」は、
①一緒にいて、自分にとってプラスになっていると感じる。
・一緒にいて心から楽しい。
・気持ちに積極性や向上心が芽生える。
・迷惑をかけない、かけられない。
・自由な時間や考え方ができる
②自分の人生が豊かになってきている。
・人間関係が良好になった。
・金銭的に豊かになった。
・心身が元気になった。
・身の回りが好転しだした。
以上のような状態であるとき、その人についていくのが正解と言えます。
①についてより簡単に言えば「自由」ということです。
逆に言えば「束縛」ということでしょうか。ようは、ついていくと信じた人からいろいろなことを要求されたり、時間を束縛されたり、「この人の言うことを聞こう」と自ら考え行動しなかったり、そのような人にはついていってはダメということです。
②については、自分を中心とした世界が、うまく回っているかどうかが確認材料ということです。
うまく回っていないのなら、その原因の大きな1つは、自分の周りにいる人がダメだからです。
こんな事例を聞いたことがあります。
Aさんの会社にボス的な上司がいて、最初は信じてついていっていたのですが、付き合えば付き合うほどどうにもきな臭い。
会議では嘘八百言うし、それを周りのほかの会社の方は気づいているのに本人は一向に気づいていない。
おまけに自分の失敗を全く謝らない。
結局Aさんはその上司と付き合うのを止めたそうです。
するとAさんに会社のいろいろな情報が来なくなるという状況にさせられてしまいました。
一方で、Aさんの同僚は、その上司を信じ続けたそうです。
結局その上司は他の部署に移ったのですが、移ってからもことあるごとにAさんの同僚を呼び出し、その同僚は自身の仕事にまで影響が及んでしまいました。
しかしAさんの助言も聞かず、変わらずその上司を信じていました。
Aさんは、その同僚がどんどん仕事に失敗していき、プライベートも上手く回らなくなっていき、疲れてボロボロになっていくのを見ているしかできなかったそうです。
Aさん自身はというと、最初こそ上司からの情報操作で嫌がらせを受けていましたが、なぜか収入が増えたり、新しく来られた上司と仲良くなったり、プライベートも充実したり、仕事もどんどん成功したりと、豊かな人生を歩めていったそうです。
自分の人生に欠かせないのが「周りの人」です。
その「周りの人」が自分にとってどんな存在なのか。なぜか人生が上手くいっていない方には、ぜひ一度、自分の周りの人を確認し、「本当に自分にとって必要なのか」改めて見極めることを強くお勧めします。
前回の冒頭の母親のように、取り返しのつかないことにならないように…